

寝台特急・サンライズ出雲で旅をする
2019/02:STORY
okkie
その昔、日本の鉄道には数多くの寝台特急が走っていましたが、今となっては東京発の「サンライズ出雲・瀬戸」を残すのみ。
今回、「サンライズ出雲」に乗車する機会があったので、トラベラーズノートを相棒に鉄道旅をしてきました。
東京発22:00、列車は出雲市に向けてゆっくりと走り出します。
窓の外は帰宅する人々の日常の風景が広がり、列車内では寝台特急の非日常の世界が広がる・・・
窓一枚で隔たれた外と中の世界のギャップに不思議な感覚を覚えながらも、列車は一路西を目指します。
時刻表を見ながら、列車はどの辺りを走っているのか想像したり、明かりを消して、寝転びながら流れる夜空を眺めたり。
寝台特急に乗ったからこそ味わえる時間を存分に楽しみ、知らぬうちに眠りへと誘われます・・・
・・・ふと目が覚めると、外は薄明るくなっています。列車の中で迎える朝もまた、格別なひととき。
終点の出雲市までの時間を、ゆっくり楽しみます。そういえば、普段は忙しくて色々物事をじっくり考える時間をなかったな・・・
車窓を眺めながら思いついたこと、旅先で何をするか、列車の中で気づいた事や次の旅に向けてのアイデアなど、思いついたことをトラベラーズノートに書き込んでいきます。
そんな事をしながら、東京を出ておよそ12時間、列車は終点の出雲市駅へ到着。
非日常な空間の中で得たものを忘れずに書き留め、自分の旅の中に活かす。
トラベラーズノートと一緒に・・・さぁ、次はどんな鉄道旅をしようか。