

ノートと旅した5年間(と、これから)
2018/05:STORY
ayu
以前こちらの投稿をした者です。
浪人生になる春、ちょうど登場したパスポートサイズのキャメルをお迎えし、浪人生活を共にしました。
長かったような短かったような1年の後、なんとか第一志望に合格。晴れて入学式を迎えたのが、なんともう4年以上前のことです。
大学入学後もパスポートサイズを使い続けていましたが、次第に筆記量が増え、スペース不足が気になるように……。そんな中発売されたブルーエディションに一目ぼれし、新たに仲間が増えました。
大学での4年間は、本当に一瞬も退屈する暇がないほど、新しい学びと経験にあふれていました。ノートには、レポートの構成メモやアルバイトの予定、旅行の計画、そして進路に悩んだときの一人会議まで、大学生活の日常が雑多に詰め込まれています。過去のノートを眺めているだけで、そのころ感じていた漠然とした気持ちまでもが蘇ってくるから不思議です。
海外にも何度か行く機会がありましたが、そのときも2冊のノートが大活躍。レギュラーサイズにはチケット類や予備のお金を入れて、パスポートサイズには一日の予定を書き込んだノートを入れて。旅先で増えていく紙類をクラフトファイルにはさみ、毎晩旅日記をつけると、帰る頃には思い出でいっぱいのノートのできあがり。旅の楽しみを何倍にもしてくれるトラベラーズノートは、旅の必需品です。
先日、大学院に入学しました。生活の中心が授業から研究に移り、トラベラーズノートを広げる頻度は下がりましたが、これからもよい友達でいてくれる気がしています。楽しいときも、苦しいときも、そばにいてくれる存在であり続けてほしいです。