とある雪国の標高1500m辺りにある、とある村のとある別荘。 「雪が降るまで使っていていいよ。」と言われている。 紅葉の季節はあっという間に通り過ぎ、足下を見れば一面の枯れ落ち葉。 そこに降る雨は都会のアスファルトに降るそれよりとても賑やかで少しうるさい。 この音が小さくなったらここでの暮らしもしばらくおあずけ。