

漕げば進んで止まれば倒れる
“漕げば進んで止まれば倒れる”
そんな分かりやすい乗り物、自転車がとても好きだ。
僕の住む市には“手取キャニオンロード”という素晴らしいサイクリングロードがある。
この手取キャニオンロードは、片道約20キロ、高低差200mの北陸鉄道金名線の線路跡を利用したサイクリングロードで、当時は多くの人が利用する人気の路線でしたが、年々乗客は減少し、橋梁も損壊したことから廃止が決定。
すぐにサイクリングロードへの転換も決定し、きれいに舗装されてとても走りやすい道となりました。
アップダウンやカーブが少なく緩やかなのは、線路だった頃の名残。峡谷に沿って走るため、木陰も多く、夏でも快適です。
休日の朝、まだみんなが寝ている時間にマウンテンバイクに乗って、このサイクリングロードを走るのがとても好きだ。
もう何度目になるだろうか?
この日はゴールへと先を急ぐでのではなく、好きなときに好きな場所で停まり、写真を撮りながら走った。
「旅行と旅の違いって何?」と聞かれたら、僕はこう答える。
「時間や計画に縛られず、気の赴くままに行動するのが僕にとっての旅。」
と。
ちょうど真っ白のリフィルに好きな事を思うがままに書く感覚に似ている。
書ききれなくてはみ出してもいい、とにかく気になった事を好きに書く。
僕の好きなトラベラーズノートの魅力の1つだ。
これだからやめられないんだよなぁ。。。(笑)
そんな事を考えてるうちにゴールに到着。
片道25キロの旅を楽しんだものだけに与えられるドリンクの美味しさといったら、もう最高!!
旅には人との出会いや見知らぬ景色の楽しさ、そして何より感動がある。
そんな出来事をトラベラーズノートに書き、いつでも読み返して感動の続きを味わえる・・・最高だね。
すれ違う人たちとの挨拶や笑顔に癒されながら、僕は片道25キロの来た道を下りて行く。
さて、今日は帰ったらトラベラーズノートに何を書こうかな。。。